こんにちは。木曜日の占い師、ながあめ るなです。
人生の折り返し地点を迎えようという今になって、今更「それって何?」って思うことがあります。
…例えば「生きてるってなんだろう?」とか、「なんで猫は可愛く見えるんだろう?」とか、「私の見ている景色は隣の人と本当に同じ景色なんだろうか?」とか…なんだか、小さい子供みたいに、いろんなどうでもいいことを考えていたりします。
この間、ふと「幸せって何だろう」という疑問が浮かびました。
すぐに、明石家さんまの「しあわせって何だっけ」という曲を思い出しました。
1980年代に、ポン酢しょうゆのCMソングとして有名になった曲です。
若い人は「明石家さんまって歌歌うの!?」ってレベルだと思います。歌ってたんですよ。下手でしたけど。
「♪しあわせって何だっけ、何だっけ、ポン酢しょうゆのある家さ」
面白いですよね。
多分この時代、30年以上前ですから、まだ家にポン酢しょうゆなんていうものは無い家には無かったと思います。
例えば冷奴にかける調味料は、基本的には醤油一辺倒だったと思います。
そこに生まれた「ちょっとした選択肢」がポン酢しょうゆだったのではないかと思います。
wikipediaによると、幸福とは「心が満ち足りていること」だそうです。
ポン酢しょうゆのある幸せとは、ちょっと選択肢が広がった幸せかと思います。
この時代、世相的にはバブル景気でした。
あたしは残念ながら時代がちょっと後の人だったので恩恵を被ることができなかったのですが、世の中は「右肩上がり」でした。
頑張れは何でも手に入るし、したいだけ贅沢ができる時代だったみたいです。
ポン酢しょうゆのある幸せと、バブリーな幸せ。
両極にある「満たされ方」なのかな、と思います。
問題は「なにで満たされたいか」なんだと思います。
たくさんお金があれば満たされるのか、お金なんてちょっとで満たされるのか。
モノを買ったら満たされるのか、経験にお金を払ったほうが満たされるのか。
たくさんの友達に囲まれているのが幸せなのか、一人で時間を過ごすほうが幸せなのか。
そして時は流れて、現在。
人によっていろんな価値観があるということがフツーになり、コレといった流行が無くなったと思います。
昔は日本人なら誰でも歌える歌謡曲とか、みんな持ってるおもちゃとか、そういうものがあったんですよ。
今現在、どんなに流行っていると言われる曲でも、老若男女が歌える歌は世の中に出まわっていないですよね。
親の世代が「人間の幸せは大学を出て、大企業に就職して(年功序列でお給料が上がって)、20代後半くらいまでに結婚をして、子供が2人くらいいて、一軒家を買って、車を買って…」なんて価値観を持っていたとして、
そんなの型通りにこなすの無理!!!
という時代が現在です。
誰か、30代以下の人で上で書いた通りの人生を送っている人いますか?
大企業は定年まで年功序列でお給料を上げてくれますか?むしろ定年まで苦労なく雇い続けてもらえそうですか?頑張りすぎて自分が病気になったらどうですか?
現在は、「自分の価値観」を満たすことが幸せへの道なんだろうな、と思います。
なにで満たされたいのか、自分の大事なことは何なのか。
わからなかったら、好きなものとかやりたいことを100個、ノートに書き出してみると良いです。
自分の「幸せ」の傾向が見えてきます。
…などと言いつつ、自分の「幸せ」すらまだなんだかわからないあたしです。
みんな、幸せになろうね。
p.s.明石家さんまのCMソング、元の歌はこんな歌詞だそうです。
なかなか味のある「幸せ」なので、ぜひ読んでみてください。
http://j-lyric.net/artist/a000dbd/l003a32.html
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